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指導者として大切にしていること

こんにちは。

4年目の理学療法士です。

今日は私が学生や1年目の指導をする上で大切にしていることをお話ししようと思います。

 

 

Contents

あなたとの信頼関係を築くこと

他愛のない話をする関係になりたい

実習生だった頃、私のスーパーバイザーは10年目のPTでした。

初日、とても緊張しながら見学についたことを覚えています。

スーパーバイザーは次の患者さんのリハビリに行く合間の時間に

リハビリ内容の説明だけでなく、「犬派か猫派か」とか、「朝ドラ見てる?」とか、

他愛の無い話をたくさんしてくださりました。

それで緊張がほぐれて、怖い気持ちが減っていったように思います。

徐々に質問をしたり、したい評価や治療を言ったりできるようになりました。

 

私たちの仕事の基本は”ひと対ひと”

私たちの仕事はひと対ひとが基本です。

信頼関係を構築し、目指す目標を共有し、目標達成に向けて頑張っていくことが

リハビリ内では求められます。

信頼関係を築くためには丁寧に問診をします。時には雑談もします。

そうして、相手がどんな”ひと”なのか?を知ることがまず第一です。

実習生や1年目の理学療法士と指導者の関係も、

そうあるべきだと思っています。

 

指導者は学生と学校の先生の間の存在

学校の先生は教科書的な知識や技術、最新の研究のことなど

学問としての理学療法を教えてくれます。

それに対し、指導者はその知識や技術を使うことに長けています。

解剖学や運動学、生理学などの知識を使って、病態を捉え、

問題点を抽出し、治療を行っています。

学生の実習に求められるのは、

基本的な知識や技術を患者さんに使う方法を学ぶことだと思います。

それは1年目の理学療法士も同様です。

私たちは知識面や技術面では、学校の先生には劣る点も多々あります。

学生にすら劣る点もあります。(国家試験の知識など)

 

 

教科書と患者さんの病態をつなぐこと

はじめは教科書に書いてある”知識”としてしか知らない

学校では基本的な理学療法の知識や技術を学びます。

筋や骨の名前、疾患や術式の名前、”麻痺”や”失調”などの

症状の名前など、言葉としては知っていると思います。

ですが、まだ”知識”としてしか知らないはずです。

 

患者さんはもっと複雑

患者さんを見てみると、病態はもっと複雑です。

関節が変形していたり筋が萎縮していたり、

いくつもの疾患を持っていたり、

意識障害があったり、疎通が図れなかったり。

”こうならばこう”という答えはなかなか見えてきません。

複雑なものを分解してあげる

臨床では、それぞれの症状が何からきているのかを

分解して区別して考えていきます。

さらに理学療法評価と合わせて、画像所見や血液データ、

入院前ADLなどの情報を、統合して解釈しています。

学生や1年目の理学療法士がつまづくポイントですね。

指導者は、問題点の整理と統合と解釈について、

考え方のコツを伝えることが大切だと考えています。

 

大切なことは患者さんが教えてくれる

コミュニケーションの取り方一つにしても、言葉選びや間合い、

ジェスチャーや、敬語の使い方など、

実際に患者さんと話すと伝わらない経験をたくさんすると思います。

治療プログラムを立てて実践する際も、課題の難易度の設定の仕方や、

環境設定の仕方一つで効果が変わってきます。

上手くいったり失敗したり、そういう”経験”が実はとても大事だったりします。

そしてそれは全て患者さんが教えてくれることです。

言葉で教えてくれる人もいれば、態度や表情に出る人、

その後の動作に出る人など、色々な人がいます。

よく患者さんを観察して学んでいってください。

 

致命的な失敗はさせない

インシデントレベルはNG

”大変な失敗をしてしまったらどうしよう”

”転倒させてしまったらどうしよう”

”ルートが抜けたらどうしよう”などと

不安に思うことがあると思います。

ですが、実習中の大きな事故は指導者の責任です。

1年目でも指導者が一緒に介入している時期は同様です。

上記のような致命的な失敗をさせずに経験を積ませることが

指導者の役目だからです。

小さな失敗はOK

ですが、失敗はなんでも悪いわけではありません。

小さい失敗は大いにして欲しいです。

”患者さんと上手く話せなかった”

”治療が上手くいかなかった”

”評価を上手く取れなかった”

そういうことは指導者がカバーできるので、

失敗を恐れずに挑戦してみてください。

 

 

まとめ

理学療法士って面白い仕事だなと思ってほしい!

何が言いたいかというと、

実習や1年目の期間が苦しいものになるのではなく、

楽しかったと思って欲しいのです。

理学療法士って面白い仕事だな、頑張ろう!と思ってもらえるような、

そんな指導者に私はなりたいと思います。